熱交換器チューブ検査用超音波センサー

S-24

熱交換器チューブ洗浄、検査の必要性

細いチューブの集合体であるシェルアンドチューブタイプの熱交換器の効率的な稼働には、

定期的な洗浄と検査が欠かせません。

定期的な洗浄検査を怠ると、

○胴側流体と管側流体が混ざってしまう    ○流体が外部に漏洩

のような現状が起こってしまうかもしれません。

これらの原因であるチューブの腐食や浸食の検査を定期的に行い、必要に応じて、

補修、交換を行うことにより安定した稼働が実現できます。

熱交換器チューブの検査について

熱交換器チューブの検査方法はいくつかあります。

代表的なものに、下記の2つが挙げられます。

 

特徴

長所 短所
過流深傷

2つのコイルを用いて、磁場を発生させ、磁場の変化により

傷の有無、肉厚の変化を検査します。

チューブを冠水する必要がありません。

管板付近の検査が困難

(装備が高くなる)

裏側形状(バッフル等)の影響を受けてしまう。

超音波による検査

チューブを水で満たし、超音波の伝わり方によって傷の有無、

肉厚の変化を検査します。

チューブの材質を選ばず検査ができます。

裏側形状(バッフル等)の影響を受けずに検査できます。

管板付近の検査が困難でした。

(装備が高くなる)

チューブを冠水させる必要があります。

また、熱交換器チューブの腐食や浸食は、管板付近やバッフル付近で多くみられることが知られています。

上記にある従来の検査では、腐食や浸食の起こりやすい箇所での検査が困難となっていました。

そこで、これらの箇所の検査を容易にできる、熱交換器チューブ用超音波センサーを開発しました。

特徴

 ○ 管板付近の検査が容易に可能

 ○ 過流探傷のように裏面形状(バッフル等)による影響を受けない

 ○ 損傷部の位置を解析しやすい

 ○ チューブの材質を選ばず測定できる

 ○ 一般的な超音波検査のように、水を冠水させる必要がない

 ○ 板バネにより一定圧で内壁に密着できる

熱交換器チューブ検査用センサー