インフラ関連事業

NST-2 根入れ深さ測定装置

NST-2(根入れ深さ測定装置)とは

NST-2 とは、超音波を用いて、支柱の埋められている深さの測定器です。インフラ関連

鋼製防護柵(ガードレール支柱等)の根入れ深さを迅速に、かつ高い精度で測定できる超音波根入れ深さ測定装置です。この度 typeⅢにおいては、送信パワーの大幅な増大に加え、フィルター機能の強化、処理速度の向上、操作性の向上等、更に便利に使い易くなりました。
NST-2 は、国土交通省の新技術(NETIS登録番号:KT-060039-V)に登録され、既に多くの使用実績からその有用性が認められて平成 24 年には『活用促進技術』に指定されました。
また、平成22年3月に国土交通省から通達された非破壊試験による鋼製防護柵の根入れ測定要領にも準拠しています。

主な特徴

・スクエア励振方式の採用により探触子駆動エネルギーの大幅増大、しかも低消費電力
・データ収録用 PC には、最新鋭 ARROWS Tab Wi-Fi(富士通)の採用で高鮮明・高速処理を実現
・デジタルフィルタ-の機能強化により操作性も大幅に向上
・コネクター類をケース側面に配置することで移動性・作業性も大幅に向上
・測定結果は、PC内ハードディスク及び microSD カードに収録可能、また報告書作成支援ソフトウェアが標準インストール済ですので、現場でのデータ整理や報告書作成が容易
・高密度リチウムイオン充電池の採用により連続約 10 時間動作可能、また非常時には外部12V バッテリーを接続し、動作させることも可能
・装置一式は、従来型より 0.5Kg 軽量化

主な適用分野・その他

・防護柵支柱・道路標識柱・照明柱等の根入れ深さ測定
・探触子を交換することで汎用超音波探傷器としても使用可能

【H15年 山口県産業振興財団助成金】

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